君がいなくなる12月
AKB48第2代目総監督を経験した横山由依さん(ゆいはん)が12年続けたAKB48を卒業した。
2021年12月8日にAKB48は結成16年を迎えた。
ということで今回はゆいはんとAKBの話をしたいと思う。
ゆいはんがAKBに入った当時はAKBグループはAKB48しかなくて関東メンバーが大半。京都から夜行バスに乗って東京に通ったゆいはんは、しーちゃん(大家志津香)、さっしー(指原莉乃)、きたりえ(北原里英)など数少ない地方メンバーの1人だった。
卒業曲は「君がいなくなる12月」。
YouTubeのMVのコメントの中に素敵なものがあったので紹介したい。
“次世代メンバーとしてAKB48伝説の全盛期を経験し、2代目総監督として第2期AKB48を牽引し、総監督を後輩へ引き継いだ後も先輩として見守り続け、新生AKBがようやく始動したのを見届けてから卒業を決断。センターやエースになるようなタイプで無かったけれど誰よりも真面目で誰よりも一生懸命で、AKB48の歴史を語る上で欠かせない人物の1人だと思っています。”
その通りだと思う。
ゆいはんはAKB48に9期生として加入した。その頃にはAKBはもう売れていて、ぱるる(島崎遥香)などの同期を抑えて一番に正規メンバーに昇格、「Everydayカチューシャ」で初の選抜入り。後にNMB48も兼任しNMB48でも「北川謙二」など人気曲の選抜入り。「太宰治を読んだか」などの名曲も残してくれた。その後AKBグループの総監督になり、AKBグループの顔となった。
NMB48兼任時は、同じ「Everydayカチューシャ」で初の選抜入りをした山本彩(さや姉)を支えた。さや姉の重荷を私も持つと寄り添ってくれたエピソードは超有名。
神セブンなどの創設期メンバーがいなくなってから、AKBダメじゃんと言われる厳しい時代だったが、その中でもひたすら努力した。
12年間ノースキャンダルでここまで来たゆいはん。誰よりも真面目に直向きに頑張ったからこそこんなに評価されてるんだろうなと思う。
自分自身は創設メンバーでは無いけれど創設メンバーと共に闘いその後のAKBの激動を担い確実に未来に繋いだ人だと思う。おこがましいが何となく今の自分の立場と重なる気がしてそれにも感動した。
昔は総選挙の時に過呼吸になるゆいはんだったが、総監督になってからそういう姿を見なくなった。全体をまとめる大変な姿を見てきたが、総監督をみーおん(向井地美音)に譲ってからはとても綺麗になって落ち着いたように思う。しっかりとみーおんを支えていた。
初めに書いたが12月8日にAKB48は結成16年を迎えた。あっちゃん(前田敦子)が卒業したのが彼女が20歳だった6年目ぐらいだからそこから10年。
ここ数年AKBは停滞期と言われていた。去年紅白歌合戦の出場を逃した時は、メンバー自身がやはりそうかなと思ったという。悔しいと思えないことが1番悔しいと言っていた。今年は「根も葉もRumor」の激しいダンス曲で今世の中で求められているスキルの高いアイドル像へと繋げながら、AKBだからこそのヒーロー感のコンセプトを大切にし巻き返しを狙った。結果は紅白歌合戦への出場へは繋がらなかったが、確実に新生AKBは始まったと私のみならず多くのファンが思っているし、AKBを知らなかったり離れている人も、今のAKB48良いなと思う人が増えたと思う。
#16周年もAKB48が1番だ
#今のAKB48が好きだよ
Twitterのハッシュタグが温かかった。
ゆきりん(柏木由紀)も常に今のAKBが一番好きだと言っている。
ゆいはんの今後の幸せとAKBの飛躍を心から願っている。
「君がいなくなる12月」横山由依
僕は残されたその日々を
思い出さないようにしてたけど
君だけがいなくなるなんて
どうしても 想像できない
そんな日が来ないで欲しかった
エリー
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