Top of the World
私が入社以降、一番仲が良くて、苦しい時に一番支えてくれた大好きな同期が旅立つことになった。また1人、去ることになった。
先輩に引き続き2人目。
私にとってはこの2人がこれまでの支えだった。みんないなくなってしまった。この世からいなくなるわけでもなく、職場からいなくなるだけなのだが、この場所で会うことがもう無いのかと思ったらやはり悲しい。
8月のフィリピン1人旅でカーペンターズのTop of the Worldの歌のカバーを船の上で聴いていた時、英語の意味はそこまで分かっていなかったが、同期を思い出して涙が出てきた。
多分その時は同期は会社の人では私にしかまだ伝えていなかったはずで、だから私も黙っていた。
学生時代と違って、会社の人とはビジネスライクな関係にしかならないと聞いていたが、同期は違う。利害関係は全く無い。
私の会社は周りは8割男性で、女性の同期で私と同じ待遇なのは、彼女だけだった。
彼女が私の同期でよかった。
まだ会う予定はあるし、これからも友達でいられる気がします。います。
なんでもアイドルに例えてしまうけど、会社の卒業は、アイドルと同じで自分で決めるものだ。これまでの学校は、基本的には決められた年度までみんないる。一緒に入学して一緒に卒業する。留学とかで遅れる人はいるが、みんな目指してるもの(卒業)は同じで、だいたい同じ時期だ。
社会人は、一緒に入社しても、自分で自分の卒業時期を決める。
残るもの、去るもの、それぞれが自分の道を決める。
先輩も後輩もたくさんいるけど、やっぱり同期は特別。
彼女の話もたくさん聞いた。
このままでいいのかってずっと悩んでたことも知っている。生きていくためにはお金が必要。世間的な評価、声もあるかもしれない。でもただお金をもらう仕事を何十年も続けられない。
二番目のドアへ踏み切った彼女を尊敬する。
(二番目のドアとは、NMB48のチームBⅡの今の劇場公演のタイトル、二番目のドア公演のことだ。)
はじめに述べたが、彼女は、私が苦しい時に一番支えてくれた。会社に入ってこれまで人生で経験したことないことに苦しんでいた私を支えてくれた。今でもその経験は私のトラウマになっていて思い出すだけで涙が止まらないが、彼女がいなかったら私はもう会社を辞めている。
一緒にいたのはたったの2年半だけど、彼女は私が好きなこと、嫌いなこと、私のことをたくさん知っている。
今私がここにいられるのも彼女のおかげだ。
卒業後の彼女とまた会った時に、私は誇れる自分でいることができるだろうかと考える。
先輩の卒業の時にも言ったが、彼女の幸せを、活躍を、心から祈っている。
本当に今までありがとう。
これからもよろしくね。
ブログを書きながら聴いていた曲は、もちろんカーペンターズのTop of the World。
エリー
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