あなたはAEDを使えますか?
ひょんなことで、応急手当普及員養成の3日間の研修に参加し、無事に応急手当普及員の資格を取ることができた。
応急手当普及員とは、地域の方や所属する事業所の従業員の方に対して行う、普通救命講習の指導者を養成することを目的とした資格。講習は3日間の受講で、基礎医学(人体の構造、感染防止)と応急手当(AEDの使用方法を含む)の実技や指導方法等を学ぶ。
応急手当普及員は、3年毎に再講習を受講する必要がある。
私は縁あって(強制で選ばれて)、会社の自衛消防隊に入隊しており、今回応急手当普及員の資格を取る機会をもらった。平日丸3日間仕事が止まるとなると、消防隊に関わりのない周りの人は、マジかーと困っていたが、仕事が溜まるのは仕方ないとして、こんな機会をいただけて嬉しかった。
3日間普通に仕事をしているよりも、私の人生にとって有益で素晴らしい時間を過ごすことができた。そして、何か感動した(何でも心に響いて感動するタイプなので)。何に感動したかは後述する。
資格を取ったからには、誰かが倒れていたときは、私が助けなければいけないという責任感、自覚も生まれた。
講習では、地域の消防署で、消防隊員、救急救命士が指導をしてくれた。彼らと関わる機会は初めてだったが、素直にカッコ良かった。
適当にある程度お金を稼げれば良いやと思っている人は消防士にはならないはず。人の命を助けるのはもちろん、自分の命もかかっている仕事だし、24時間勤務、体力的にも精神的にも激務だ。
強い正義感と意志を持って仕事に取り組んでいる消防士と関われたこと、姿を目に焼き付けられたことに感動した。
普段人が救急を要するところに駆けつける仕事は、ストレスや疲労が尋常ではないはず。そんな中彼らは、私たちには普段の仕事の大変さを見せずに、とても優しくて明るかった。
私が行っている社会人バスケでも消防士の人がいて、勤務の日が被って消防署で会えたのも嬉しかった。社会人バスケは、背景が様々な人が集まっているから、こういう所で繋がれたことにも感動した。
消防士と全く接点のない私でも、共通の知り合いがいることは彼らの世界を見るきっかけになった。
消防車や救急車は呼んだことが無くて、彼らの存在はこれまで私の想像の外にあったのだが、私たち講習生の前で笑顔の彼らに、この人たちによって私たちの生活は守られてるんだなと、私はただただ感動した。
そんな気持ちを残しておきたくて、誰かに伝えたくて、このブログを書いた。
傷病者を発見したら
①周囲の安全確認
②反応の確認 大丈夫ですか?
③普段通りの反応が無ければ、援助要請
誰か、助けてください!人が倒れています!
④あなたは119番通報をお願いします、あなたはAEDをお願いします
⑤呼吸の確認
④普段通りの呼吸がなければ
胸骨圧迫と人工呼吸
⑤AEDが到着したら
あなたはAEDを使えますか?
使えない場合は私と同じ動きで代わってください
エリー
0コメント