オンライン英会話1周年

オンライン英会話を始めて1年が経った。
初めて受けた時、訳が分からず超カタコトだったなと思い出した(今もまあまあなカタコトだけど)。

英語レベルは初めの2ヶ月で日常会話がほどほどにできるかなレベルに戻したが、前にも何度か書いたが、そこからの伸びは実感できていない。
単純に努力が足りないのだと思うけれど、自分が毎日続けられる取り組みを1年続けた。

英語そのものはもちろんだが、人としての在り方の方をもっと学んだ気がする。
レッスンではお気に入り講師を登録できるが、お気に入り講師になる人は、英語が上手な人かどうかという指標ではなくて、話を広げられる人、相手の意向に添える人、共感・傾聴ができる人、自分の意見も述べられる人、笑顔が素敵な人、明るくて前向きな人。私もそういう人から日々学んでいて、尊敬している。

一言話すとそれを一言一句全部訂正してくれる人もいる。個人的には多少間違っていてもあまり事細かく言われない方が私みたいな自信皆無人間には正直ありがたい。

訂正するにも、直接的に訂正するのでは無く、「ああ、つまりはこう言うことだね」と流れの中で正す人は上手いなと思う。
「あなた言い方間違っているよ、正しくはこう言うべきだ」と直接的に言うよりも気持ちが良い。
逆に言えば、言い方が間違っていると分かるということは、少なくとも何を言いたいかは伝わってるんだから。さらに上のレベルを目指すならその修正もマストだが。

自分の英語が拙すぎて質問を正確に伝えられなかったり、先生自体の変化球への対応能力の問題もあったりで、よく先生とバトルしてストレスフルなレッスンもこなしてきた。あなたはeager to learnだねと(若干嫌味を交えて笑)言ってくれる先生もいる。知への探究心というよりも、よく書いていることだが、自分が納得していないことを自分の意思としないと決めているし、中途半端にすることが許せないので闘っているだけだ。

フリートークも最近はよく選ぶようにしてて、自分でトピックを用意している。ブログに書いている内容だとか(このブログの内容も話済み)、読んだ本の話とか、見たニュースの話とか、休日の過ごし方のとか。趣味や行ったことのある海外旅行先など、ありきたりな話へ持っていこうとする先生がいたら、今日私はこれを話す!と全部仕切り直している(ごめんね先生)。

1周年記念に、オンライン英会話を1年前に紹介してくれた人、つまり私にとってのオンライン英会話の恩師に久しぶりに連絡した。
これからも頑張ってねと言ってもらえた。

先日社内TOEICを受けた。コロナ影響でオンライン受験だったが、TOTAL890、リスニング495リーディング395だった。
私にとってこのスコアが何を意味するかというと、社会人1年目で勉強を重ねて取った自己ベストタイと同じぐらい。

それ以降は800点台にも乗らないことが多かった。ヘボすぎるけどそれが現実。今回TOEICに向けて特別勉強したわけではなく、むしろタイミング的に今日受けないともう受ける時間が無い!今だ!と当日決めて受けた感じだった中で、少なくとも日常的に英語に触れてきたことで、何かしらの成果が出たるのかもしれないなと思った。

こうやって続けられたのは、家族のサポートもあったと思う。
休んだ日は記憶上365日中、2日か3日ぐらい。

実家に帰ってぐーたらしたい時、一番休みたい時にも、英会話しないとと言ってたら、出かける前に30分時間をくれたり(その分早く起きろ)、英会話を寒い部屋でやるのがしんどいというときには、暖かい居間のテレビを消して見守ってくれた。意味あるの?お金の無駄じゃないの?上達してるの?そういう色んな声もあるかもしれないが、自分の信じた道を進む背中を押してくれる存在が私の周りにいることに感動したし感謝している。

毎日数多くのレッスンをこなす先生が私のことを覚えてくれていた時には感動するし、単にオンライン上の繋がりであっても、自分の人生の一コマを一緒に描いてくれた先生達にも感謝している。

コロナ禍で新しい人と会う機会も減ったが、こうやって毎日海外にいる新しい人と出会えるのも素敵だなと思う。

エリー

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