バイクを持って感じたこと

バイクを持って約1ヶ月が経った。
バイクと言っても二輪免許を取ったわけではなく、車の免許で乗ることのできる50ccの原付なのだが、バイクを通して感じたことを綴りたいと思う。購入検討の話は先日出した。


想像通り、想像を超えた、想定外、色々ある。

【想像通り】

1. 自転車と比べて雲泥の差

当たり前だが一番痛感する。原付といえども速いしもっと遠くへ行ける。運動不足だけにはならないようにランニングは継続している。とはいってもこれまで自転車で5キロ10キロ先の目的地に行っていたかというと面倒で行くのを諦めていたので(高校通学片道10キロの自分甦れ〜)、もっとアクティブに外に出られるようになった。

2. 天候問題

当たり前だが雨の日は乗るのが大変。私みたいな初心者ライダーは危ないので雨の日は避けるべき。自転車のときは大雨でも行くしか無い時にはカッパを着て爆走していたが、バイクは事故リスクが大きいのでより注意が必要。

冬は寒い。自転車は乗り始めた時が一番寒いが、バイクは乗れば乗るほどどんどん寒くなる。
道路が凍っているのは危険。少しの溝でもマンホールでも体制を崩すので要注意。
私は晴れ女なので出かけたい日に運悪く雨天というのはまだ経験していないが、天気には最新の注意を払う必要がある。

【想像を超えた】

3. 遠出は辛い

まだ隣の市レベルにしか行ったことがないのだが、長時間外気に触れて走り続けるのには体力が必要。まだ片道1時間を超える運転はしたことがないが、30分を超えると疲れが出る。

車の運転だと眠くなって寝かけるので、晴れた日の午前以外あまり運転しないようにしているのだが、バイクはそれよりも寒くて眠くはならないのはありがたい。

4. 二段階右折高難易度

原付の交通ルールに二段階右折があるが、初めて通る道ではとても難しい。
右折直前に3車線になることも多いし、3車線かと思ったら直前に二段階右折禁止のマークがあったり。二段階右折をしても、向きを変えて進行方向に直進しようとしたら、感知式信号で自分の二段階右折待機ポジションでは永遠に感知してもらえなかったり(誰かこれ分かるかな、共感求む)。

5. 楽しい

車の方が便利なのは分かっているが、風を切って走るのが楽しい。
若いからこそ(おばあちゃんになっても乗ってるかもだけど)バイクには乗れると思う。
冬でもそう思うから暖かい時期はもっと楽しいと思う。

また自分の車も持ったことがないのでより思うが、今まで人に連れて行ってもらうことでしか行けなかった場所に自力で行けることに深い喜びを感じる。

【想定外】

6. 車と共存し、車と一緒に走るのかなと思っていたら、案外そうでもなかった

原付は法定速度30km/時なので、車たちは低速原付ライダーを避けるのだ。基本的に車たちは私を避けて別の車線を通り抜かしてくることが多い。共存というより普通に避けられながら生きている。笑
もちろん横スレスレを猛スピードで抜かす車もいるので、常に注意は必要。

7. 愛くるしい

ホムナイ(ベトナム語で”今日”、ホンダのTodayを買ったから)と名付けた原付、フォルムも色も可愛くて愛くるしい。
家に帰った時カバーが風で飛んで本体剥き出しになっていたら、ホムナイ寒かったね、ホムナイ辛かったねと思うし、自転車通勤から帰ってきたらホムナイが毎日こっちを見つめているんじゃないかという気分になる。
晴れた日の休日にはホムナイがどこか連れて行って!と呼びかけてくる気がする。
大切にしたいなと思う。


1ヶ月でこれぐらいのことを感じた、これからもたくさん向き合っていきたい。

エリー

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