あなたの笑顔は私が守る
NMB48最後の1期生みるるん(白間美瑠)の卒業コンサートを観た。
NMB48は2010年に結成して、創設メンバーである1期生は26人いた。チーム最年少の12歳で加入し、最後の1期生となったNMB48のエースみるるんが2021年8月に卒業する。
ずっとグループの妹だったみるるんが成長して、NMB48、AKB48の顔となっている姿を見てきた。まだまゆゆ、指原などのレジェンドもいた時代、総選挙ではNMB48最高順位の12位に入った。NMB48選抜だけでなく、AKBの選抜でも常連だった。
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◆NMB48選抜はシングル全25枚で24回 過去最少9人のダンサー選抜だった「Must be now」をのぞくすべて、NMB48のシングル選抜は24回。AKB48選抜も12回。
◆センター5回 シングルのセンターは、14年11月「らしくない」で初(矢倉楓子とダブル)。以来、「ワロタピーポー」(17年12月)「床の間正座娘」(19年2月)「母校へ帰れ!」(19年8月)「シダレヤナギ」(21年6月)で通算5回。
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人気/知名度が高い=センターに立てるような世界では無くて、例えば渋谷凪咲ちゃんはソロの仕事も多くテレビでもよく見るメンバーで選抜常連だが、センターにはなったことが無い。
少し前に卒業した村瀬紗英ちゃんは、アパレルブランドも運営する選抜常連だったが、センターにならないまま卒業した。
吉田朱里ちゃん、太田夢莉ちゃんも人気メンバーだったが、センターになったのは過去1回、卒業前の卒業シングルだった。アカリン(吉田朱里)も、卒業シングルのセンターは本当の意味でのセンターでは無いと言っていた。ベテランになってもエースであり続けたみるるんの凄さはそういう所からも分かる。
みるるんは、白間美瑠になるには気合だと語っていた。辛いことがあっても悔しいことがあっても気合いで乗り越える。努力する。その大切さを体現したのがみるるん。
難波のグループに求められる熱さ、面白さ、元気、美しさ、全部を持っていたのがみるるん。
みるるんはコンサート中、「皆さんの笑顔は私が守る」という言葉を何度も口にした。その言葉に覚悟と自信が現れていた。
芸能界を引退した元メンバーを含めて、ほとんどの1期生が駆けつけた。さや姉(山本彩)も言っていたが、11年やってきてもまだ23歳なんだから本当に若い。
Twitterでもトレンド入りしていた「卒業旅行」は私もすごく好きな曲。今回でNMB48の第1章完結って感じだったなぁ。赤と黒がこんなに似合う人はみるるんしかいないと思う。
今回で自分と同世代の1期生が全員卒業と思うと本当に感慨深い。アカリン(吉田朱里)の卒業の時に、1期生が全員卒業するまでは少なくともNMB48を近くで応援すると私は言った。アカリンの卒業から1年弱、あっという間だったなぁ。
NMB48は京セラドームに立つという目標はまだ叶えていない。黄金期の1期生がいないNMB48が、1期生が成し遂げていない目標を達成するのはとても難しいことだと思う。今後のNMB48の活躍、笑顔は古くからのファンである私(ファン)が守りたいとも思った。そして、私も家族の笑顔を守り続けたいと思った(その話を母にしたら、うん、よろしくね!と言われた)。
みるるんの卒業コンサート前日にはNMB48の夏のコンサートがあった。
1年前に加入した7期生11人のうち2人の正規メンバーへの昇格の発表があって、昇格できなかった中で1番私が表現力が高いと思ってる子(佐月愛果ちゃん)が昇格できなかったショックでステージ上で過呼吸になり動けず、最後の曲は歌わず先に退場してしまった。
今NMB48でフロントにいるメンバーは同期の中でトップで走ってた子はほとんどいなくて、初めから最後までずっとトップメンバーだった人は1期生の昔卒業したメンバー(山本彩など)ぐらい。みるるんも初めからセンターだったわけでは無い。
今回昇格した2人のメンバーもダンスは安定してるけど、それだけではNMB48のシングル曲選抜やトップにはなれなくて、NMB48の将来センターになるのは誰なのかまだまだ分からないからどのメンバーにも頑張って欲しいなぁと思った。
コロナで7期生オーディションを受けられなかった7.5期生の韓国人メンバーが新加入していた。気持ちを買ってとか、話題としてという採用ポイントは多いのかもしれないが、コロナ禍で国境を超えてやって来ており、頑張って欲しい。
全体の人数減ったな、これで全員なのかと思ったら、丁度8期生の応募開始もあるよう。満22歳までしか応募できないらしく私は完全にオーバーエイジ。笑
8期生の加入でさらに勢いをつけて欲しい。
上西怜ちゃん(5期生次期エース候補)のパフォーマンス力にも感嘆だった。みるるんの卒業で空席になったセンター、誰が担うのか楽しみにしている。
エリー
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