鏡の法則
野口嘉則さんの「鏡の法則」を読んだ。ゆうこすファンの人が勧めているのを見て興味を持った。
9割ぐらいの人が泣く、泣きそうになると言われている本で、感動しやすく涙もろい私が泣かないわけなくて、号泣した。笑
内容ダイジェストを言うと、ある母親の話。
息子がいじめられていて、息子は自分に心を閉ざして何も話してくれない。
夫も楽観的過ぎて頼りにならない。
そんな状況で心理学の先生に相談したころ、
「父に対する許せない気持ち」を書き出し、
「父に感謝できること」「父に謝りたいこと」を、心から本心で伝えられなくても、まずは文面として父に伝えてみるように言われた。それを実行したところ、夫や息子の心理も分かるようになり、父だけで無く、夫や息子とも分かり合えて解決した。という話。
「人生に起きている事を見れば、自分の心の中を知ることができる」
「自分の心の中を変える事をしないで、ただ相手や状況が変わってくれることばかり期待しても、なかなか思い通りにはならない」
両親に対する気持ちは非常に重要だそう。私は父親を許せないような対象なわけではないが、この本に出てくる父親を見ていると、私も父に伝えるべきことはあるんじゃないかなと思い、何か行動に移したくて、メールを送ることにした。
本には、許すための8つのステップが書いてあったが、私はそのうち2つだけやってみた。
「父に感謝できること」
「父に謝りたいこと」を文字で伝えること。
「父に感謝できること」
・娘を大学まで通わせてくれてありがとう
・毎日朝から晩まで体力仕事頑張ってくれてありがとう
・週休1日でも頑張ってくれてありがとう
・贅沢せずいつも我慢してくれてありがとう
・娘が帰ってきたとき待ちわびてくれててありがとう
・小まめにメールくれてありがとう
「父に謝りたいこと」
・嫌いと言ってごめんなさい
・まともに会話できないと言ってごめんなさい
・母の味方ばかりしてごめんなさい
・叱ってばかりでごめんなさい
父からは、返事があったが、上記のことには特に何も触れていなかった。
相手を許すことは、相手のためでは無く、自分のためだそう。
明らかに相手が悪いと思っていたとしても、相手を許すことで、自分が呪縛から解放されるそう。
改めて自分を見つめ直してみようと思った。
エリー
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