人間ドックペア招待券
先日、母の誕生日があったが、両親に人間ドックをプレゼントした。人間ドックってプレゼントできるの?と思う方。予約までしてしまい、クレジット払いをしてしまうのが強制予約の方法。是非真似してみてください。
私の両親は、会社の制度で人間ドックを受けたりすることができる環境にはいない。
40代ぐらいでは受け始める人が多いのかな?50代でまだ受けたことが無かった両親は、普段は元気そうだけど、確実に自身の健康を心配している様子が分かっていた。それなのに、娘の健康を一番に思っていた。
ちょっと前に久しぶりに外に出て私が日焼けしてしまった時は、心から心配してくれた。ちょっと体調が優れない時も、一番に心配してくれた。娘の健康よりももっと自分の健康を一番に考えて欲しい。私も姉も心配していて、でも健康診断をちゃんと受けることもできなくて。そんな状況が続いていた。
母の誕生日に、今年は物では無く価値をプレゼントしたいなと思った。美容院か、フラワーアレンジメント教室か、人間ドックをプレゼントしたいなと思った。姉に話したら、人間ドックが良いと言って、姉が父の分も払うと言ってくれた。夫婦で人間ドックにすることにした。保険適用外で安くても1人4万円はかかる。
健康診断を受けられるのは当たり前では無くて、受けたくても受けられない人はこの世の中に沢山いて、誰もが毎日もがき苦しみながら生きてるけど、でも健康に長く生きたいと願っていて(またまた話が壮大)、自分を育て導いてくれた両親に、今世紀最大のプレゼントをすることにした。
多分話を持ちかけると、高いからいいよと言われることは分かっていたので、両親のスケジュールが調整しやすいであろう日に勝手に日付を決めて予約した。
形のないプレゼントだから、よく小さい子が「マッサージ券」とか「洗濯券」とか作ってプレゼントしてるように、「人間ドックペア招待券」と書いたカードをプレゼントした。
「人間ドックペア招待券」が届いた日には、申し訳ないと言いながらも、とても喜んでくれて私も嬉しかった。
急だが最後に最近読んだ本の紹介。
「その女アレックス」ピエール・ルメートル
ミステリー?サスペンス?小説系の本は滅多に読まないが、会社の先輩がオススメしていて読んでみた。細かいことを話すとネタバレになるので伏せるが、主人公アレックスをあらゆる角度から切り取っていて、展開が面白かった。読者はアレックスに対する見方が展開とともに変化すると思う。
エリー
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