アカリンへ
私がNMB48ファンであることは公言していたが、誰のファン?と言われて、一番に名前を挙げていたのはアカリン。アカリンとは、NMB48 1期生の吉田朱里ちゃん。
私が他に推していた1期生のあーぽん(沖田彩華ちゃん)やドラフト1期生のここちゃん(内木志ちゃん)は既に卒業してしまって、それでもずっとグループのコアなファンとして応援し続けられたのは、紛れもなくアカリンがいたから。
そんな大好きなアカリンが、24歳の誕生日の8月16日に、全メンバーのお悩みに直接答えていく「アカリンの部屋」企画を3時間に渡りYouTubeで生配信し、その最後に卒業発表をした。私は3時間、全メンバーのお悩み相談を聞いていた。
アカリンが24歳の若さでこんな説得力のある発言ができるのは、沢山悩んで努力して掴み取った今があるからなんだなと強く思った。卒業した後も、アカリンには、ずっとNMB48の希望であってほしいと思った。
長年いたメンバーがどんどん卒業して、私よりも年下の新しいメンバーが大半になっても、劇場公演やコンサートに行って、リモートでも応援し続けられたのは、アカリンがいたからで、この場を借りてアカリンに対する思いや、アカリンへの感謝を綴りたいと思う。
私はNMB48を10年前の発足当初から応援していて、今や多くの人に知られるようになったアカリンを、デビュー当初からずっと応援してきた。
アカリンは2016年にYouTubeを始めてから急に人気が出たと思われることがあるが、実はNMB48の中でも常にフロントメンバーだった。
後輩が加入してきて、1期生の中でも選抜メンバーに残れるメンバーが絞られてきても、アカリンは常に選抜にいた。握手会の部数も、フルの5部か、4部で、総選挙にもランクインして、アイドル人生としてはそれでも十分成功といえると思う。本人も言っていたが、唯一シングル曲のセンターには一度もなっていない。
ただ、今や女子人気No. 1、お茶の間にも知られるようになったのは、やはりYouTubeの力が大きい。本人が言っていたが、それまでは、グループの中では人気な方だけれど、それ以上の何かを掴むのにくすぶっているという感じだったという。今やYouTubeは多くの芸能人が始めていて、48グループのメンバーもたくさん始めているが、それはアカリンが1人目だった。当時はまだYouTuberの職業がメジャーでは無かった。もちろん私もアカリンがYouTubeを始めた日にチャンネル登録して、1本目の動画から全て見ている。今やチャンネル登録者80万人。
アカリンがYouTubeを始めたのは、私が大学生の頃で、アカリンがYouTubeを始める前ぐらいまで、私は人生で一番太っていて(今も太っているというクレームは拒絶する笑)、その頃ちょっと痩せて、美容を頑張りたいなと思っていた所だった。それ以降、アカリンのYouTubeで紹介されているコスメなどの美容グッズは山ほど買ってきて、アカリンに影響されまくりな生活だった。有難いことに、一部の人には昔に比べて(笑)綺麗になったと言われることもあった。ゆうこすの追っかけになったのは社会人になってからで、私の基礎を作ってくれたのは、導いてくれたのは、実はアカリンなのだ。
自分がアカリンの真似をするのももちろんだが、YouTubeの配信を何度も見て、SNSでの発信も全てチェックして、コスメや美容全般に渡る知識も増えた。今や、ちょっとプラザやLOFT、デパコスの買い物に行けば、あれよこれよと店員並みの説明もアドバイスも提案もできるようになった。その知識量は、大半はアカリンから受け継いでいる。
次第にアカリンはプロデュース業にも力を入れ始めて、プロデュースブランドBIDOL(ビーアイドル)の前身のムック本も買ったし、BIDOLEのリップやアイシャドウも買った。
BIDOLEや、モッチスキンのイメージキャラクターなど、今や街中ではアカリンの知名度も上がったし、見かけるようにもなって、昔のアカリンを知っている身として、凄いな、成長したなと、嬉しくて、誇らしく思うようになった。
姉妹グループからは狭き門と言われている、AKBの選抜にも今は常連になって、次総選挙が開催されたら、神7は必須というポジションには上り詰めている。1人1票なら、トップ3は狙えるはず。まゆゆとかもいた時代の1人1票の紅白歌合戦の総選挙では、6位になっていたんだから。そんな矢先の卒業発表だった。
アカリンがこれからプロデュース業にもっと力を入れて、実業家として歩んでいくならば、AKBでもうひとこえ有名になりたかったと思う。多分アカリンのことを知らない人の方が圧倒的に多くて、AKB、NMBでもっと有名になった方が、この後キャリアを積み重ねやすかったと思う。でも、本人も言っていたが、このコロナの状況、後輩メンバーの台頭とか結成10年のグループの将来を考えると、今卒業することが、個人やグループにとっての最善の判断だと考えたんだと思う。
グループに居られる年数に限りはあるが、アカリン自身のキャリアにも永遠は無くて、決断のタイミングとしてはベストだったんじゃないかと思う。
最後の最後まで、自分のYouTubeでの発信力を、NMB48、後輩の未来へのステップに役立てる気持ち、心温まった。
最後に、アカリンの部屋でアカリンが後輩にしたアドバイスで心に残ったことをいくつか紹介したいと思う。今後の私の人生にも生かしていきたい。
・やりたいこと、叶えたい夢は声に出して言う。思っているだけではダメ。そうすれば、そのための行動を自分はするし、導いてくれる大人はいて、夢は叶う。
・作り込むのではなく素の自分を大切にする。ただ素でいるのではなく、素の自分をアピールして知ってもらう方法は考える。
・イメチェンをしたい気持ちは分かるが、まだイメージが定着していない時点では絶対にしない方がいい。ファンが離れる。
アカリンの未来が幸せで溢れますように。
アカリンお誕生日おめでとう!
エリー
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