畳み人になる
幻冬社の設楽悠介さんが書いた「畳み人という選択」を読んだ。
畳み人(たたみにん)とは、経営者やプロジェクトリーダーの突飛なビジネスアイデアを着実に実行し、形にできる人のことを指す。
ブログの目次は以下の通り
1.この本との出会い
2.これから実践したいこと
3.ゆうこすの畳み人として
1.この本との出会い
この本に出会ったのは、私のブログを数回読んでくださったことがある方なら単純明快な理由で、皆さんがご存知の通り、ゆうこすの繋がりだ。
ゆうこすが去年、「共感SNS」という本を出版したが、その編集者が設楽さんだった。
ゆうこすが設楽さんと話しながらこの本の紹介をしており、ゆうこすの考え方や感じ方、嗜好、全てを理解したい私は、ゆうこすが慕っている、ゆうこすの理解者である設楽さんのことも理解したいと思った。
設楽さんが所属する幻冬社社長の見城さんは、ゆうこすが大尊敬する人で、タイムバンクで100万円で食事する時間を買ってでも時間を共にしたいと思った人だということも、ゆうこすファンの中では有名な話だ。あとは会社員としての自分の土台作りにも役立ちそうだと思ってこの本を読むことにした。
2.これから実践したいこと
この本には、広げ人(アイデアを広げる人)、畳み人(広げ人のアイデアを実行に移す人)の大切さ、求められるスキル等がメインに書いてある。広げ人になりたい私にとって、目の前の仕事を着実にこなすこと、今の仕事で畳み人としてのスキルを培うことの大切さが述べられていた。場合によっては畳み人をしながら、広げ人も兼務できる。
読む限り、畳み人は主に中間管理職レベルを意識されているように思ったが、担当レベルの自分でも、自分の指示によって周りを動かすこともよくあり、畳み人は職位に依らないと思った。
一会社員がどう仕事と向き合いどうあるべきなのかも語られていた。一見突飛なことは書いていないのだが、本にも出ていた通り、普通のこと、指示された通りのアウトプットをできる人は意外といない。普通のことをできる人になるために必要なことも書かれていて、これは意識して実践したいと思った。
①嫌われない
挨拶をする、お礼を言う、相手の名前を呼ぶ。
ありがとう、○○さん。くどくても、相手の名前をもっと呼んだり、メールに書くようにしたいと思った。
②主語を意識
広げ人は多忙であり、説明には主語を意識し、初めて聞く相手だと思って丁寧に話す。
よく、広げ人に前に話していた事項でも、何のことだっけ?とゼロから説明しなければならないことが多々ある。そんな時は、相手は初めてこの話を聞く人だと思って、何回目であろうが、問題の背景から丁寧かつ簡潔に主語を意識し説明をしたい。
③連絡は相手の状況を考え、添付とテキストを併用したり、PDF化したり、手間を取らせないように工夫する
Twitterライブでも話が出ていたが、設楽さんがゆうこすに対して、LINEのURLの貼り付けの仕方を工夫している(URLは単独で貼り付けて、ブラウザで開く際のコピペへの道筋をスムーズにできるようにする)話は本当にそうだと思う。自分の仕事を円滑に進めるためにも、受け手の立場になって、複数の選択肢を用意して資料を提示したいと思う。
また、畳み人が行うべき意思決定の範囲の話は、なるほどと思った。設楽さんの上司の評価基準は、意思決定できる人かどうかだ。私自身も内容を見極めて自分で意思決定をすることを心がけたい。
3.ゆうこすの畳み人として
この本を読むことになった発端の話に戻るが、「広げ人のことを世界で一番理解する」はその通りだと思った。私はある意味、ゆうこすのファンとして、ゆうこすの畳み人のようなことを行っているように思う。ゆうこすの大ファンとして、ゆうこすのことを誰よりも理解したいと思っているし、ゆうこすの目標や叶えたい夢が実現できるよう、自分に出来ることはやっていきたいと思っている。
だからこそ、ゆうこす自身だけでなく、ゆうこすが関わっている人、尊敬している人にまでアンテナをもって理解するようにしており、この本にも辿り着いた。「広げ人の全てのアクションとその思いの裏側に想像力を働かせる」ことが大切であると書いてあった。
ゆうこす信者ではなく、ある程度批判的な目も持っていなければならないが、ゆうこすが批判を受けているように見えた場合は、問題の本質とゆうこすの現状、ゆうこすが目指す姿を理解するようにしている。
例えば、ゆうこすは最近会社を増やして4社のゆうこすグループの代表を務めているが、あれもこれも手を出しすぎて何がしたいか分からないとコメントを受けている姿を見る。
これについてはゆうこすは強く反論はしていない(するほど暇ではない)が、ゆうこすの畳み人の私が代理で説明すると、以下の2点。
①人のプロデュースをして、ゆうこすのようにSNSを通して好きなことで生きていく人が1人でも増えてほしいというビジョンを持っている
②スキンケア、ルームウェアブランドといった好きなもののブランドのプロデュースをしたいというビジョンを持っている
この2点に尽きるのだ。
それを大きな規模でやろうとした時、これまでのように、ゆうこす1人で全てを広げて畳んでということができない(できるが、それをすると規模が小さくなって、ゆうこすの目指す姿まで到達せず、ゆうこすの後継者も育たない)という理由から、会社を増やして、ゆうこすが全てを広げ、畳まなくとも、自発的に機能する組織作りを今やっているのだ。
現に、ゆうこすの睡眠時間は数年前よりは少し増えていて、「全部自分でやった方が早いし確実」といった一匹狼の姿から、「任せることも自分の仕事」という考え方に切り替わりつつある。
ただ、それを任せる人はゆうこすの全ての理解者でなければならず、現状は、マネージャーや管理部門の採用はオープンには行っておらず、知り合いから採用している。
私はゆうこすと一緒に仕事をしているわけでもないので、100%の理解者では無いのは自覚しているが、ゆうこす自身にも、ゆうこすの会社のスタッフにも割と覚えてもらっていて、ゆうこすがインタビューを受ける時間がなければ、箕輪さんに対する設楽さんがそうであるように、代理でインタビュー答案の原稿ぐらいは書けるんじゃないかと何となく思っている。
最強の畳み人になって、最終的には目標とする広げ人にもなりたい。
エリー
0コメント